PMXファイルをMMDに読み込む手順|テクスチャが白くなる時の対処法も
結論から言うと、PMXモデルはZIPを解凍して、.pmxとテクスチャ画像を同じ場所に置いたまま、MMDの「読込」から.pmxを選ぶだけで読み込めます。ここでは初めての人がつまずきやすいポイントを中心に、手順を順番に説明します。
準備するもの
- Windows PC:MikuMikuDance(MMD)はWindows用ソフトです。
- MMD本体:配布元(VPVP)からダウンロードします。PMX形式は7.x系から対応しているので、現在配布されているバージョンなら問題なく読み込めます。64bit版を使う人が多いです。
- 必要なランタイム:MMDが起動しない場合は、同梱のreadmeに書かれているDirectXやVisual C++のランタイムを入れてください。
- PMXモデル:.pmxファイルと、テクスチャ用の画像(.png / .bmp / .tga / .spa / .sph など)がセットになっています。
まだモデルがない場合は、10makerの獣耳キャラメーカーで作ってそのままPMXで書き出すこともできます。
手順1:ZIPを正しく解凍する
「モデルが真っ白」というトラブルのほとんどは、ここが原因です。
- ZIPを右クリックして「すべて展開」を選ぶ(7-Zipなどでも可)。
C:\MMD\model\キャラ名\のような、わかりやすいフォルダに展開する。- ZIPを開いた画面から直接.pmxを開かない(テクスチャが読めません)。
- フォルダ構成は配布されたまま変えない。PMXは「自分から見た相対パス」でテクスチャを探すので、
tex\body.pngのようなサブフォルダがあれば、それも.pmxの隣に必要です。
10makerで書き出したZIPはシンプルで、中身はこれだけです。
キャラ名/
character.pmx
texture.png
character.json
README.txt
character.pmx と texture.png は必ず同じフォルダに置いてください。character.json は10makerで開き直すためのデータで、MMDでは使いません。
手順2:MMDでモデルを読み込む
MMDを起動して、次のどちらかで読み込みます。
- 「読込」ボタン:画面左下のモデル操作パネルにある「読込」をクリックして、.pmxを選択。
- ドラッグ&ドロップ:エクスプローラーから.pmxをMMDの画面に直接ドラッグ。
メニューの「ファイル」→「モデル読込」からでも同じです。読み込んだモデルはステージ中央に表示され、モデル選択のプルダウンに名前が追加されます。
手順3:表示を確認する
右ドラッグで視点を回し、ホイールで拡大縮小して全体を見てみましょう。
- 色や顔が表示されている → テクスチャも正しく読めています。
- 真っ白・灰色 → テクスチャが見つかっていません(下の対処法へ)。
- 大きすぎる・小さすぎる・床に埋まる → 「センター」や「全ての親」ボーンで位置や大きさを調整します。
手順4:モーションを読み込む(任意)
モデルを選択した状態で「ファイル」→「モーションデータ読込」から.vmdを選びます。MMDはボーン名でモーションを割り当てるため、センター・上半身・下半身・首・頭・腕・ひじ・足・ひざ・足首・足IKといった標準ボーン名のモデルなら、配布されている多くのモーションがそのまま使えます。
10makerのモデルはこの標準ボーン名と足IKを持っているので、体・頭・腕・脚はダンスモーションに合わせて動きます。指・肩・目など、デフォルメ動物にもともと無いボーンの動きは反映されませんが、これは正常な動作です。
うまくいかないときの対処法
| 症状 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| モデルが真っ白 | テクスチャが.pmxの隣にない/フォルダ構成が変わった | ZIPを解凍し直し、配布時の構成のまま置く |
| 「ファイルが見つかりません」 | ZIP内のファイル名が文字化けしている | 文字コードに対応した解凍ソフトで展開し直す |
| MMDが起動しない | ランタイム不足 | readme記載のDirectX・Visual C++ランタイムを導入 |
| モーションを入れても動かない | ボーン名がモーションと合っていない | 標準ボーン対応のモーション・モデルを使う |
| 足がねじれる・沈む | 足IKの有無がモーションと合っていない | 足IK付きのモデルを使うか、IKなしのモーションを使う |
よくある質問
.glbや.vrmはMMDで開けますか? そのままでは開けません。MMDが読めるのはPMXと旧形式のPMDです。他の形式は変換が必要なので、これからキャラを作るなら最初からPMXで書き出すのが手軽です。
PMXエディタは必要ですか? 読み込んで踊らせるだけなら不要です。ボーンや材質、物理演算を編集したいときに使うツールです。
Blenderでも同じキャラを使えますか? 使えます。10makerでは.glbも書き出せるので、Blenderではそちらを開くとボーン付きのまま扱えます。
練習用のモデルを作ってみる
獣耳キャラメーカーで耳・しっぽ・色を選んで「MMDモデル(.pmx)」を押せば、数秒で読み込み用のZIPができあがります。キャラづくりのコツは無料で獣耳キャラを作る方法も参考にしてください。